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”アロマの効果を最大限発揮させるためにはどうすればいいのか?”
この疑問は、アロマの循環動態を理解することから始まります。基本的に、アロマが身体に及ぼすルートは①大脳辺縁系②循環器系③消化器系(*飲用する場合。あまり行われない)があります。
入門編では、主に脳直接に対する作用を学びましたが、今回は②の循環動態に関わるルートに関してアロマの使用方法を学びます。*入門編を出ていなくても、内容自体は理解できます。
つまり、アロマが身体に最大限発揮されるような状態を評価し治療する方法を学ぶ講座となっています。
神経・血管編ではリハビリセラピストだからこそ出来るアロマの効果を最大限に発揮するための血液循環、神経機能をリハビリします。
主に扱う血管は、腹大動脈・総頸動脈(外頸動脈、浅側頭動脈)・椎骨動脈・ 上腕動脈・橈骨動脈(橈骨反回動脈)。神経は脊髄神経を中心に脊柱・骨盤との関係から学びます。
*基本的に、これらの解剖はセミナー中に実施するため、深い解剖の知識がない方でもご参加いただけます。
また、精油のブレンドの比率、生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などに関与するセロトニンとオキシトシン・メラトニン(松果体)の関係の講義も実施いたします。
今回の講義内容では、精油の効果をより発揮させやすい身体環境への介入となりますが、単体でも身体の調整となります。
【詳細】
■揮発性を考慮したブレンディング比率
■精油のブレンド例
■セロトニンとオキシトシンの関係
■セロトニンとメラトニン(松果体)の関係
■アロマと血管の関係
■アロマと神経の関係(脊髄神経に対する理解)
<リハビリテーションに導入される利点>
・ リハビリに対する患者様の不安は少なからずある。これに対する不安解消として高い効果を示す。
・老人保健施設など施設全体の健康管理として有効とされる。
(免疫機能向上、感染症の予防)
・脳機能の賦活。・精神疾患に対する「薬」以外の治療。
(リハビリ分野の拡大)
・機能回復力の向上。
・障害受容におけるうつ期に対する直接的なアプローチが出来ます。
・現在起こっている疾患に潜む”ストレス”に対するアプローチが行えます。
・新しいセルフエクササイズとしてアロマを応用出来ます。
<従来のアロマの問題点>
これらの科学的背景、研究成果では未だに「癒し」という観点、効果のみでしか実証されておらず、「治療」としての一手段としては効果に乏しい。この部分が、医療全体、またはリハビリテーションにアロマが浸透していない問題点である。また、患者様の疾患・症状に合わせたアロマの評価法がない。(従来はアロマの作用と患者様の主観だけで決定している。)
<アロマリハビリテーションの目的>
従来のアロマでは抜け出せなかった「癒し」から「治療」への発展のため、アロマをより生かした結果の出せる治療技術を合わせることによって、「癒しあっての治療と治療あっての癒し」を可能にした。
具体的な内容:
アロマの効果を研究データではOpe後の疼痛管理に有効であった事や上肢下肢脊髄神経の興奮性が向上する(筋発揮の向上)、注意・集中の向上データが実証されている。
しかし、リハビリ適応患者様の場合、アロマの効果を最大限に発揮するだけの脳環境、脳機能の低下がある場合が多い。そのためアロマリハビリテーションでは、アロマを最大限吸収しやすい身体環境(呼吸機能の調整、脳機能の向上)に整えます。
使用するアロマエッセンスは脳科学的に非常に大きな効力を示すと考えられております。
<今までの受講生の臨床応用例のご紹介>
<受講生の感想はこちらからご覧になれます。>
<特典>
リンパドレナージュ編と心臓血管編両方受講で、197のアロマ文献集プレゼント
<東京会場>
・講師:奥田智乃
・会場:タワーホール船堀、407会議室
東京都江戸川区船堀4-1-1 都営新宿線、「船堀」駅下車、徒歩約1分
http://www.towerhall.jp/4access/access.html
・開催日時:平成29年8月20日(日) 10:00〜16:00
・定員:16名
・受講料 :15,000円(税込み)
申し込みはこちら

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